ちじょうをたびするもの【地上を旅する者】
大原富枝の長編小説。昭和58年(1983)刊。時代の波に翻弄された明治の女性と、不倫の恋にゆれる現代の女性を重ねて描き、女性の真の自立を問う。
ちょう‐や【朝野】
1 朝廷と民間。また、官民。「—の有力者を訪問する」〈荷風・雨瀟瀟〉 2 世間。天下。「信を—に問う」
てき‐ひ【適否】
適することと、適さないこと。また、適するか、適さないか。適不適。「事の—を問う」
で‐どこ【出所/出処】
「でどころ」に同じ。「資金の—を問う」
とい【問(い)】
1 問うこと。質問。「—を発する」 2 試験などの問題。設問。「左記の—に答えよ」
と・う【訪う】
[動ワ五(ハ四)]《「問う」と同語源》 1 目的をもって人の家や特定の場所などをたずねる。おとずれる。訪問する。「旧友を—・う」「首相を官邸に—・う」 2 探し求める。「山びこの声のまにまに—・...
とぶらい【訪ひ】
1 訪問すること。安否を問うこと。病気などを見舞うこと。「ひとびとたえず—にく」〈土佐〉 2 訪問や見舞いの際の贈り物。進物。「御—どもところせきまで、御心寄せ」〈源・藤裏葉〉
とぶら・う【訪ふ】
[動ハ四] 1 訪問する。「我が庵は三輪の山本恋しくは—・ひ来ませ杉立てる門(かど)」〈古今・雑下〉 2 安否を問う。見舞う。「外の人さへ…いとほしがり—・ふものを」〈落窪・二〉 3 さがし求め...
とむら・う【訪ふ】
[動ハ四]《「とぶらう」の音変化》安否を問う。見舞う。「軽薄の人は絶えて—・ふ日なし」〈読・雨月・菊花の約〉
どう【如何】
[副] 1 事物の状態・方法などを、不明または不特定のものとしてとらえる気持ちを表す。どのように。どのよう。「彼の意見を—思うか」「—すればいいのかわからない」 2 相手の意向を問うことより、あ...