もん‐しん【問診】
[名](スル)医師が患者を診察する際、まず、本人や家族の病歴、現在の病気の経過・状況などを尋ねること。
もんしん‐ひょう【問診票】
現在の心身の状態や、病歴・アレルギーの有無などについての質問をまとめた書類。診察を受ける前に、患者本人が書いて提出する。
もん‐じゃ【問者】
1 問う人。質問者。 2 仏語。論議などの席や竪義(りゅうぎ)の際に、提出されている問題について竪者(りっしゃ)に問難する役の僧。 3 ⇒問頭(もんとう)
もん‐じゃく【問籍】
「名対面(なだいめん)1」に同じ。「滝口の—も絶えにければ」〈平家・四〉
とい‐じょう【問状】
⇒もんじょう(問状)
もん‐じょう【問状】
1 答弁を求めるための質問書。 2 鎌倉・室町幕府の訴訟制度で、訴人(原告)の訴えを受理したとき、論人(被告)や証人に対して答弁を求めるために出した文書。といじょう。
もん‐じん【問訊】
[名](スル) 1 問いたずねること。聞きただすこと。訊問。「即今各国人より—するの節」〈公議所日誌〉 2 禅宗の礼法で、合掌低頭すること。本来はそのあと安否を尋ねた。 3 降参すること。「この...
もん‐せき【問責】
[名](スル)問いただすこと。責任を問うこと。「担当者を—する」
もんせき‐けつぎ【問責決議】
国や地方自治体の議会において、首長など特定の地位にある者について、その責任を問う旨を意思表示した議決。国においては内閣不信任決議の代替策として参議院の決議となることが多いが、衆議院の解散や内閣総...
もん‐ぜん【問禅】
1 禅寺で、住持の説法に際し、聴衆の中から質問する僧が出て住持と問答をすること。また、その役目の僧。 2 「参禅」に同じ。