是(ぜ)が非(ひ)でも
善悪にかかわらず。なにがなんでも。「—やりとげたい」
ぜひ‐な・い【是非無い】
[形][文]ぜひな・し[ク] 1 当否や善悪の判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「—・く中断する」 2 しゃにむに事を行うさま。「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て—・くしかりて...
是非(ぜひ)に及(およ)ば◦ず
当否や善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。
是非(ぜひ)も無(な)・い
当否や善悪の判断をするに至らない。しかたがない。やむを得ない。ぜひない。
善悪(ぜんあく)の生(しょう)を引(ひ)く
善悪の行為によって来世に善悪の生を受けることにいう。
善悪(ぜんあく)の報(むく)いは影(かげ)の形(かたち)に随(したが)うが如(ごと)し
《「旧唐書」張士衡伝から》善悪の行為に対する報いは、影が形に従うように、必ずあるものだ。
ぜん‐ごう【前業】
仏語。前世で行った善悪の行為。先業。
前後(ぜんご)を忘(わす)・れる
興奮したり、酒に酔ったりして、一時、善悪是非の判断ができなくなる。また、正体がなくなる。前後を失う。前後を忘(ぼう)ず。「道楽に—・れてのめりこむ」
ぞう‐ひ【臧否】
よいことと悪いこと。善悪。良否。また、よしあしを批判すること。
たいざん‐ふくん【泰山府君】
中国の泰山に住むという神。道教では人の生死をつかさどる神で、日本では素戔嗚尊(すさのおのみこと)に配され、また仏家では、閻魔王(えんまおう)の侍者として人の善悪行為を記録するとも、地獄の一...