ぜんりん‐がいこう【善隣外交】
隣国との友好を深めるための外交政策。1930年代に米国が中南米諸国との協力体制を強化するためにとった内政不干渉・最恵国待遇などをかかげた政策をいう。
ぜんりんこくほうき【善隣国宝記】
室町中期の外交史書。3巻。瑞渓周鳳(ずいけいしゅうほう)著。文明2年(1470)ごろ成立。古代から室町中期に至る日本と中国・朝鮮半島との外交史と、室町幕府の外交文書などからなる。日本外交の通史で...
善(ぜん)を責(せ)むるは朋友(ほうゆう)の道(みち)なり
《「孟子」離婁下から》善の道を行うように勧めるのは、友人としての大切な務めである。
よ・い【良い/善い/好い/吉い/佳い】
[形][文]よ・し[ク] 1 (多く「良い」「好い」と書く)人の行動・性質や事物の状態などが水準を超えているさま。 ㋐質が高い。上等である。「—・い友に恵まれる」「—・い品」⇔悪い。 ㋑能力がす...
善(よ)い哉(かな)
よいと感じてほめる言葉。よきかな。
よう【良う/善う/能う】
[副]《「よ(良)く」のウ音便》 1 「よ(良)く」に同じ。「—おいでなさった」「遅くまで—働く」 2 (あとに打消しの語を伴って)不可能を表す。とても…できない。「生魚は—食べない」 3 (あ...
よう‐ぞ【善うぞ】
[副]《「よくぞ」の音変化》人の来訪を迎えたとき、歓迎の意を表す語。ようこそ。「やあ徳兵衛、—、—」〈浄・重井筒〉
よか【良か/善か】
1 (九州地方で)形容詞「よい」の連用形・終止形・連体形の音変化。「それで—」「—天気」 2 形容詞「よし」の未然形「よけ」の上代東国方言。「伊香保ろの沿ひの榛原(はりはら)ねもころに奥をなかね...
よかよか‐あめ【善か善か飴】
物売りの一。飴をさした盤台を頭上にのせ、太鼓を打ち「よかよか、どんどん」とはやしながら、飴を売り歩いたもの。明治から昭和初期まであった。
よかれ【善かれ】
《形容詞「よし」の命令形》よくあってほしい。うまくいってくれ。「—と思ってしたことだ」