こう【喉】
[常用漢字] [音]コウ(漢) [訓]のど のど。のどぶえ。「喉舌・喉頭/咽喉(いんこう)」
こう‐おん【喉音】
1 国語学で、国語音のア・ヤ・ワの3行の音の総称。 2 ⇒声門音(せいもんおん) 3 中国音韻学で、五音(ごいん)または七音の一。喉頭で調音される音で、影母・暁母・匣母・喩母の総称。
こうじょう‐せん【甲状腺】
喉頭(こうとう)の下方、気管の前方にある蝶(ちょう)形の内分泌腺。甲状腺ホルモンを分泌して物質代謝を促し、身体の成熟を促進させる。
こうじょう‐なんこつ【甲状軟骨】
喉頭(こうとう)にある最大の軟骨。喉頭全体を鎧(よろい)状に保護している。頸部(けいぶ)前面中央の隆起したところはのどぼとけと呼ばれ、男子では特に発達が顕著である。
こうとう‐えん【喉頭炎】
喉頭の炎症。しわがれ声・のどの痛み・異物感・せきなどの症状がある。喉頭カタル。
こうとう‐カタル【喉頭カタル】
⇒喉頭炎
こうとう‐がい【喉頭蓋】
喉頭の入り口を覆う、ふた状のもの。舌根のすぐ後ろにある高まりで、飲食物が食道へ行くように喉頭をふさぐ。会厭(ええん)。
こうとうがい‐なんこつ【喉頭蓋軟骨】
喉頭蓋の中にある軟骨。
こうとう‐がん【喉頭癌】
喉頭にできる悪性腫瘍(あくせいしゅよう)。声門にできることが多く、しわがれ声・嚥下(えんげ)痛・喘鳴(ぜんめい)などの症状が現れる。
こうとう‐きょう【喉頭鏡】
喉頭内部を診察する医療器具の一。金属の柄の先に、小さな鏡を取り付けたもの。