喜劇(きげき)は終(お)わった幕(まく)を引(ひ)け
人間の生涯は結局一幕の喜劇にすぎないと、フランスの作家ラブレーが臨終の際に口にしたとされる言葉。
きしつ‐きげき【気質喜劇】
気質3によって類型化された登場人物たちの、特異な性格を描いた風刺喜劇。英国で16世紀から17世紀にかけて流行した。ジョンソンなどが代表的。
グッバイ‐ガール【The Goodbye Girl】
米国映画。1977年公開。監督はハーバート=ロス。脚本はニール=サイモン。マンハッタンを舞台に、貧しい舞台役者と子連れのダンサーの恋を描いた喜劇。1993年にミュージカル版が上演された。
けい‐えんげき【軽演劇】
大衆相手の、こっけいや時事風刺を中心とする劇。昭和初期に東京で興り、昭和20年代まで盛行した風刺喜劇などをいう。
けっこんてつがく【結婚哲学】
《The Marriage Circle》米国の映画。1924年作。監督はルビッチ。ウィーンの上流社会を舞台に、2組の夫婦の恋の行方を描く喜劇。
けんさつかん【検察官】
《原題、(ロシア)Revizor》ゴーゴリの戯曲。5幕。1836年初演。巡察の検察官とまちがえられた主人公を中心に、役人の不正が暴かれる喜劇。当時の社会悪を批判した作品。
げき【劇】
[音]ゲキ(慣) [訓]はげしい [学習漢字]6年 1 物の働きや程度がはげしい。「劇症・劇毒・劇薬」 2 仕事がめまぐるしい。忙しい。「劇職/繁劇」 3 芝居。「劇場・劇団・劇的/演劇・歌劇・...
げきじょうしはいにん【劇場支配人】
《原題、(ドイツ)Der Schauspieldirektor》モーツァルトのドイツ語による音楽付き喜劇。全1幕。1786年にウィーンで初演。ヨーゼフ2世の依頼による作品。序曲が有名。
げんがくしゃぐろう【衒学者愚弄】
《原題、(フランス)Le pédant joué》シラノ‐ド‐ベルジュラックの戯曲。1654年刊。5幕の韻文喜劇。
こいがたき【恋敵】
《原題The Rivals》シェリダンの処女戯曲。5幕。1775年初演の恋愛喜劇。