けんかっ‐ぱや・い【喧嘩っ早い】
[形]「けんかばやい」の音変化。「熱血漢だが—・いのが玉に瑕(きず)」
喧嘩(けんか)にかぶる笠(かさ)はなし
けんかはいつしかけられるかわからないので、防ぎようがない。
喧嘩(けんか)のそば杖(づえ)
けんかをそばで見ていて、打ち合う杖に当たること。関係のない人がけんかのとばっちりを受けること。
喧嘩(けんか)は降(ふ)り物(もの)
けんかは、雨や雪のように、いつどんなはずみで起こるかわからない。
けんか‐ばや・い【喧嘩早い】
[形][文]けんくわばや・し[ク]ささいなきっかけですぐけんかを始めるさま。けんかっぱやい。「短気で—・い男」
けんか‐まつり【喧嘩祭(り)】
氏子や参詣人が争い合うことを特色とする祭り。お札(ふだ)を取り合うもの、押し合いをしてその年の豊凶を占うもの、悪口を言い合うものなどがある。岐阜県関市の鞍知白山神社の祭礼、大分県の宇佐八幡宮の夏...
けんか‐よつ【喧嘩四つ】
相撲で、両方の力士の得意な差し手が異なること。⇔相四つ。
けんか‐りょうせいばい【喧嘩両成敗】
けんかや争いをした者を、理非を問わないで双方とも処罰すること。戦国時代の分国法にみられ、江戸時代にも慣習法として残っていた。
けんか‐わかれ【喧嘩別れ】
けんかして、仲直りをしないまま別れること。
喧嘩(けんか)を売(う)・る
1 他人にけんかを仕掛ける。→喧嘩を買う1 2 仕掛けられたけんかを、他人に負わせて逃げる。→喧嘩を買う2