アイデンティティー【identity】
1 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。「—の喪失」 2 本人にまちがいないこと。また、身分証明。
アイデンティティー‐クライシス【identity crisis】
自己喪失。若者に多くみられる自己同一性の喪失。「自分は何なのか」「自分にはこの社会で生きていく能力があるのか」という疑問にぶつかり、心理的な危機状況に陥ること。
いくじ‐ノイローゼ【育児ノイローゼ】
出産・子育ての期間に、母親が情緒不安定、うつ状態、睡眠障害などを起こす状態。ホルモンバランスの崩れや、子育てに対する自信喪失などが原因とされる。
いし‐むのうりょくしゃ【意思無能力者】
意思能力のない者。幼児・心神喪失者など。その法律行為は無効とされる。
いやがらせのねんれい【厭がらせの年齢】
丹羽文雄の短編小説。理性的な判断力を喪失し、家族へのいやがらせが生きがいになってしまった老女、うめの姿を描く。昭和22年(1947)、「改造」誌に発表。
いりょうかんさつ‐せいど【医療観察制度】
心神喪失や心神耗弱の状態で殺人・放火等の重大な他害行為を行った人の社会復帰を促進することを目的とする処遇制度。心神喪失者等医療観察法に基づいて、地方裁判所が入院・通院・退院を決定し、国が指定する...
いりょうかんさつ‐ほう【医療観察法】
⇒心神喪失者等医療観察法
インプラント【implant】
《移植の意》臓器が疾病や外傷によって機能を喪失したり欠損したりした場合、その機能を回復させるため生体内に埋め込む器具や材料のこと。特に、顎骨(がっこつ)に人工歯根を埋め込こんで、歯を回復させる治...
イー‐ビー‐オー【EBO】
《effects-based operations》効果を重視した軍事作戦。敵を壊滅させるのではなく、敵の戦意を喪失させることを戦争の目的とし、最小限の兵力と破壊によって最大の効果を得られるよう...
エス‐エス‐ピー‐イー【SSPE】
《subacute sclerosing panencephalitis》麻疹(はしか)に感染後、数年から十数年の潜伏期を経て発病する進行性の難病。麻疹ウイルスによるスローウイルス感染症で小児に...