こめ‐みそ【米味噌】
米麹(こめこうじ)と、大豆・食塩を原料として作る味噌。最も一般的な味噌で、全国でさまざまな種類のものが作られている。
ごと‐みそ【五斗味噌】
鎌倉時代のころに用いられた味噌の一。材料を5斗用いるところからついた名。大豆2斗・糠(ぬか)2斗・塩1斗、あるいは大豆・糠・麹(こうじ)・酒粕・塩を各1斗ずつで造ったという。
ごま‐みそ【胡麻味噌】
練り味噌にすりゴマを加えたもの。
さいきょう‐みそ【西京味噌】
主に京都で作られる、米こうじを多く使った甘みのある白味噌。
さくら‐みそ【桜味噌】
ゴボウ・ショウガなどを刻んでまぜ、飴(あめ)・砂糖で甘くしたなめ味噌。
さんしゅう‐みそ【三州味噌】
⇒八丁味噌
さんしょう‐みそ【山椒味噌】
サンショウの若葉や実をすり込んで香味をつけた味噌。木の芽味噌。
さんねん‐みそ【三年味噌】
1 仕込んでから3年目の味噌。熟成した味の濃い味噌。 2 《1の塩辛いところから》勘定高いこと。けちなこと。
しき‐みそ【敷(き)味噌】
器に酢味噌を敷き、料理を盛りつけること。また、その料理。
しょうが‐みそ【生薑味噌】
ショウガをすりおろして練り味噌とまぜたもの。寒気を防ぎ、からだを暖める。《季 冬》