あか‐みそ【赤味噌】
赤みがかった色の味噌。大豆に、米・大麦または大豆の麹(こうじ)と食塩とを混合して熟成させたもの。辛口が多い。仙台味噌・田舎味噌・江戸味噌など。あか。→白味噌
あま‐みそ【甘味噌】
塩を少なめにした味噌。⇔辛味噌(からみそ)。
あわせ‐みそ【合(わ)せ味噌】
赤味噌と白味噌のように、異なる味噌をまぜたもの。
いなか‐みそ【田舎味噌】
麦味噌のこと。色は黄白色から赤褐色まで、味は甘口・辛口がある。
うお‐みそ【魚味噌】
鯛(たい)などの魚肉を加えて作ったなめ味噌。
えど‐みそ【江戸味噌】
江戸時代以来、東京で製造される味噌。米こうじを使い、甘味噌に属する。
えん‐そ【塩噌/塩酢】
1 (塩噌)塩と味噌。 2 (塩酢)塩と酢。 3 日常の食べ物。また、日々の生活。「—に困るやうなことはねえ」〈伎・三人吉三〉
おかざき‐みそ【岡崎味噌】
⇒八丁味噌
おとし‐みそ【落(と)し味噌】
粒味噌を、すったりせず、そのまま汁に入れること。また、その味噌汁。
おに‐みそ【鬼味噌】
1 唐辛子で辛みをつけた焼き味噌。 2 外見は強そうで、実際は気の弱い人のたとえ。よわみそ。「取っては投げのけ掴(つか)んでは、十王みじんの—ども」〈根無草・後・四〉