かみ‐き・る【噛み切る】
[動ラ五(四)]物をかんで切る。食い切る。「堅い肉を—・る」
かみ‐くだ・く【噛み砕く】
[動カ五(四)] 1 かんで粉々にする。「錠剤を—・いて飲む」 2 むずかしい内容をやさしい言葉を使ってわかりやすくする。「趣旨を—・いて説明する」
かみ‐こな・す【噛み熟す】
[動サ五(四)] 1 かみ砕いて消化する。咀嚼(そしゃく)する。 2 自分の身につくように、十分に理解する。「教えられたことをよく—・している」
かみ‐ころ・す【噛み殺す】
[動サ五(四)] 1 かみついて殺す。 2 あくびや笑いが出るのを、歯をかみしめて無理に抑える。「あくびを—・す」
かみ‐さけ【噛み酒/醸酒】
《「かみざけ」とも》古代に、米をかんで発酵させて造ったという酒。
かみ‐しだ・く【噛み拉く】
[動カ五(四)]かみくだく。かみつぶす。「口にくわえて—・く」〈逍遥・桐一葉〉
かみ‐し・める【噛み締める】
[動マ下一][文]かみし・む[マ下二] 1 力を入れてかむ。「無念さに唇を—・める」 2 よくかんで味わう。「するめを—・める」 3 物事の味わい、深い意味などを十分に感じ取る。「平和の尊さを—...
かみ‐タバコ【噛みタバコ】
かんで、その香気を味わうタバコ。タバコの葉をひも状や板状に押し固め、香料などを加えたもの。
かみつき‐がめ【噛付亀】
カメ目カミツキガメ科のカメ。甲長約40センチ。頭が大きく、あごの力が強くて、よくかみつく。北アメリカから南アメリカ北部の淡水に分布し、ほとんど陸に上がらない。
かみ‐つ・く【噛み付く】
[動カ五(四)] 1 歯で食いつく。「犬が子供に—・く」 2 激しい態度で相手に迫る。くってかかる。「上司に—・く」