じ‐ばなし【地噺/地咄】
落語で、会話やしぐさによる通常の演出をとらず、叙述説明によって話を展開させるもの。
す‐ばなし【素話】
1 客に酒食・茶菓などを出さず、話だけをすること。 2 (「素噺」「素咄」とも書く)鳴り物・道具などを使わない落語。
せかいおとぎばなし【世界お伽噺】
巌谷小波の童話集。明治32年(1899)から明治41年(1908)に刊行。世界各地に伝わる民話などをまとめたもの。全100巻。
つじ‐ばなし【辻噺】
道ばたで、笑い話などをして銭を得ること。また、その話。延宝・天和(1673〜1684)ごろから京都の露(つゆ)の五郎兵衛が始めたという。
てんじくとくべえいこくばなし【天竺徳兵衛韓噺】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。4世鶴屋南北作。文化元年(1804)江戸河原崎座初演。天竺徳兵衛の見聞を題材に、徳兵衛を日本国転覆をねらう謀反人として脚色したもの。
にほんむかしばなし【日本昔噺】
巌谷小波の童話集。明治27年(1894)から明治29年(1896)に刊行。「桃太郎」「花咲爺」「浦島太郎」など、日本の各地に伝わる民話をまとめたもの。全24巻。
にんじょう‐ばなし【人情話/人情噺/人情咄】
落語で、世情・人情を主な題材としたもの。「芝浜」「文七元結」など。
はなし【話】
1 言葉を交わすこと。会話。談話。また、声を出して言うこと。「—が尽きない」「こそこそ—」 2 筋をたてて述べること。また、その内容。「—のうまい人」「ためになる—」 3 話題。「—は変わります...
ひとくち‐ばなし【一口話/一口噺/一口咄】
ちょっとした短い話。ごく短くておもしろい話。小話。
むかし‐ばなし【昔話/昔噺】
1 以前の出来事・経験などについての話。むかしがたり。むかしものがたり。「今ではすっかり—になった」 2 民俗学で、口承文芸の一。子供に語って聞かせるたぐいの、空想的な世界を内容とする話。ふつう...