あかめしじゅうやたきしんじゅうみすい【赤目四十八滝心中未遂】
車谷長吉の長編小説。平成10年(1998)刊行。同年、第119回直木賞受賞。平成15年(2003)映画化。物語の舞台となる赤目四十八滝は三重県名張市にあり、「あかめしじゅうはったき」と読む。
あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
あこう‐ぎし【赤穂義士】
元禄15年12月14日(1703年1月30日)、主君の浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の恥辱をそそぐため、吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしなか)を討った旧赤穂藩士47名のこと。...
アリババ【Alibaba】
アラビアの説話「アリババと四十人の盗賊」の主人公の名前。貧しいが働き者で、盗賊の隠した宝物を得て富者となる。
中国のインターネット関連会社。正式名称は阿里巴巴集団(Alibaba Group...
あわせ‐かがみ【合(わ)せ鏡】
1 髪・襟などの後ろ姿を見るために、前に立てた鏡に映るように、後ろからもう1枚の鏡で映して見ること。また、その鏡。共鏡(ともかがみ)。 2 相手に調子を合わせること。おせじ。「きつい—とは思へど...
いい‐きぜん【好い気前】
[形動]《近世江戸語》自分勝手でいい気なさま。「—な。いろいろなことを言ってくる」〈洒・四十八手〉
錨(いかり)を下(お)ろ・す
1 船舶などが錨を沈めて停泊する。「入り江で—・す」 2 ゆっくり落ち着く。尻を据える。「太鼓持ちも心安立てしてくれると思ひ、猶も—・して咄す」〈洒・四十八手〉
いみ‐たがえ【忌み違へ】
物忌みをしないですませるために、その期間他家へ移ること。「四十五日の—せさせ給ふとて、御いとこの三位の家におはします」〈和泉式部日記〉
いん‐ゆ【引喩】
比喩法の一。故事・ことわざや人の言葉をたとえに引用して、言いたいことを間接的に表現する方法。「四十にして惑(まど)わず、と論語でいう通り…」の類。引喩法。アリュージョン。
おいで‐なん・す【御出でなんす】
[動サ特活] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。「さあ二階へ—・し」〈洒・辰巳之園〉 2 (補助動詞)動詞・形容詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、…ている、…である、の意の尊敬を...