し‐ぐぜいがん【四弘誓願】
仏語。すべての仏・菩薩(ぼさつ)が起こす四つの誓願。限りなく多くの衆生(しゅじょう)を済度(さいど)しようという衆生無辺誓願度、計り知れない煩悩(ぼんのう)を滅しようという煩悩無量誓願断、尽きる...
し‐け【四家】
藤原氏の四家。南家・北家・式家・京家の称。 茶道で、表千家・裏千家・武者小路千家・藪内(やぶのうち)家の称。 大乗仏教の四宗。法相・三論・天台・華厳の称。
し‐け【四華/四花】
1 仏の説法などの際、瑞兆(ずいちょう)として天から降るという4種の蓮(はす)の花。白蓮華・大白蓮華・紅蓮華・大紅蓮華の称。四種の花。 2 葬送で、棺の四方に立てる白色の蓮華。また、その造花。
し‐けい【四計】
《「月令広義」から》生活を充実させるための四つの計画。一日の計は朝にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤めにあり、一家の計は身を修めるにあり、ということ。
し‐けつ【四橛】
《「橛」は、くいの意》密教の仏具。修法壇の四隅に立てて結界を示すもの。
し‐けつ【四穴】
日本の楽器の調律に用いた器具。長さ約8センチ、直径約1.5センチの竹または象牙製の筒状の管で、一端を和紙でふさぎ、管の前面に三つ、背面に一つの指孔を設けたもの。和紙をはじいて音を出し、指孔の押さ...
し‐げん【四弦/四絃】
1 弦楽器に張る4本の弦。 2 琵琶(びわ)。よつのお。
しげん‐きょう【四言教】
中国、明の王陽明が弟子に授けた4句の教訓。「善無く悪無きは心の体、善あり悪あるは意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善をなし悪を去るはこれ格物」をいう。
しげん‐きん【四弦琴】
弦が4本、棹(さお)の長さが約1メートルの、三味線に似た琴。
し‐こ【四庫】
中国で唐代に、書籍を経(経書)・史(歴史)・子(諸子百家)・集(詩文集)の4部に大別して収めた書庫。