し‐いん【四韻】
1 「四声(しせい)」に同じ。 2 四つの韻脚をもつ8句の律詩。「博士の人々は—、ただの人は、大臣(おとど)をはじめ奉りて、絶句(ぜく)作り給ふ」〈源・少女〉
し‐う【四有】
仏語。人間が生まれて死に、さらに次の生をうけるまでの存在を四つに分けたもの。生有(しょうう)・本有・死有・中有。
し‐え【四依】
《(梵)catvāry apāśrayaṇāniの訳》 1 比丘(びく)がよりどころとすべき法を四つに分けたもの。依法不依人・依義不依語・依智不依識・依了義経不依不了義経。 2 修行の際によるべ...
し‐え【四衛】
左右の衛士府(えじふ)と左右の兵衛府(ひょうえふ)の総称。
し‐えい【四裔】
国の四方の果て。
し‐えき【四駅】
江戸時代、江戸を起点とする五街道の最初の宿駅。日光・奥州街道の千住(せんじゅ)、中山道の板橋、東海道の品川、甲州街道の内藤新宿。四宿。
しエチル‐なまり【四エチル鉛】
⇒テトラエチル鉛
しえんか‐けいそ【四塩化珪素】
炭化珪素または二酸化珪素と炭素の混合物を塩素気流中で熱して得られる無色の液体。空気中の湿気で発煙する。有機珪素化合物・シリコーン樹脂の原料。化学式SiCl4
しえんか‐たんそ【四塩化炭素】
炭化水素に塩素を反応させて作る、特異臭のある無色の液体。水にはほとんど溶けず有機溶媒に溶けるので、フレオンの原料、油脂・樹脂の溶剤に利用。化学式CCl4 テトラクロロメタン。
し‐おう【四王】
「四天王」の略。 中国、古代の四人の帝王。禹(う)・湯(とう)・文・武、または舜(しゅん)・禹・湯・武。 中国、清初に活躍した王姓の四人の南宗(なんしゅう)画家、王時敏・王鑑・王翬(おうき...