よつで‐づけ【四つ手付け】
連歌・連句で、前句と付句が縁語や意味で相互にしっかりと組み合うように付けること。
よつ‐どき【四つ時】
「四(よ)つ3」に同じ。
四(よ)つに組(く)・む
1 相撲で、四つ4の体勢になる。四つに渡る。 2 正面から堂々と争う。四つに渡る。「困難と—・む」
よつ‐の‐うみ【四つの海】
《「四海(しかい)」を訓読みにした語》四方の海。また、世の中。世界。「—波の声聞こえず」〈後拾遺・序〉
よつ‐の‐お【四つの緒】
《4弦であるところから》琵琶(びわ)の異称。「—に思ふ心を調べつつ弾き歩けども知る人もなし」〈兼盛集〉
よつ‐の‐とき【四つの時】
《「四時(しじ)」を訓読みにした語》春・夏・秋・冬の四季。1年。「天(あめ)の下しろしめすこと—九(ここ)のかへりになむなりぬる」〈古今・仮名序〉
よつ‐の‐ふね【四つの船】
遣唐使の船。通常、一行が4隻の船に分乗したところからいう。
よつ‐の‐へみ【四つの蛇】
天地や肉体を形成している地・水・火・風の4要素を、4匹の毒蛇にたとえた語。四蛇(しだ)。「—五つの鬼(もの)の集まれる穢(きたな)き身をば厭(いと)ひ捨つべし離れ捨つべし」〈仏足石歌〉
よつ‐ば【四つ葉】
葉が4枚あること。また、そのもの。「—のクローバー」
よつ‐ばい【四つ這い】
両手・両足を地につけてはうこと。また、その姿勢。よつんばい。「—になって腕を伸す」〈荷風・つゆのあとさき〉