かい‐そう【回漕/廻漕】
[名](スル)物資などを船で運送すること。「米を江戸へ—する」
かい‐そう【回送/廻送】
[名](スル) 1 一度送られてきたものを、改めて他の場所に送ること。転送。「郵便物を移転先に—する」 2 電車やバスなどを、空車で他の場所へ動かすこと。「車庫へ—する」 3 他の図書館から、予...
かいそうのぶんがく【回想の文学】
中島健蔵の回想録。昭和元年(1926)から昭和23年(1948)の文芸史、交友録などをまとめたもの。全5巻からなる。昭和52年(1977)刊行。同年、第30回野間文芸賞受賞。
かいそう‐ろく【回想録】
過去の出来事について、関係者が回想し、つづった記録。回顧録。メモワール。 [補説]書名別項。→回想録
かいそうろく【回想録】
《(フランス)Mémoires》イタリアの文人・冒険家、カサノバによる自伝。フランス語で書かれている。原題は「我が生涯の物語(Histoire de ma vie)」。全12巻。著者最晩年に執筆...
かい‐ぞく【回族】
中国の少数民族の一。イスラム教を信仰し、主に寧夏(ねいか)回族自治区に居住する。13世紀に西アジアから移住したイスラム教徒が先祖で、漢族などと混血して少数民族的集団を形成。もと、回民と呼ばれた。...
かい‐たつ【回達】
[名](スル)《「かいだつ」とも》次々に送り届けること。順送りに回して知らせること。「両院の普く—すること三回に及て」〈村田文夫・西洋聞見録〉
かいちゃく‐まい【回着米】
陸上輸送により、産地から市場に運ばれてきた米。→入津米(にゅうしんまい)
かい‐ちゅう【回虫/蛔虫】
線虫綱回虫科の袋形動物。人間の小腸に寄生。体は細長く、黄白色。体長20〜40センチになり、雄のほうが小さい。虫卵が野菜などに付着して人間の口から体内に入り、小腸で孵化(ふか)した幼虫は肝臓・心臓...
かい‐ちょう【回腸】
小腸の終末部分。空腸と、大腸の盲腸との間の部分。