こう【国府】
「こくふ」の音変化。「道の口、武生の—に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉
こうづ【国府津】
神奈川県小田原市東部の地名。東海道本線が通じ、御殿場線を分岐する。古くは相模国府の外港。
こうのだい【国府台】
千葉県市川市北西部の地名。下総(しもうさ)台地西端の高台で、江戸川に面する文教・住宅地。古代、下総国府が置かれた。鴻ノ台。
こう‐の‐みや【国府宮】
尾張大国霊(おわりおおくにたま)神社の異称。
こく‐ふ【国府】
《「こくぶ」とも》律令制で、国ごとに置かれた地方行政府。国衙(こくが)。また、その所在地。府中。 「国民政府」の略。
こくぶ【国分/国府】
(国分)鹿児島県中部、鹿児島湾北岸にあった市。大隅国の国分寺跡がある。平成17年(2005)11月、周辺6町と合併して霧島市となった。→霧島 「国分タバコ」の略。
こくぶ‐タバコ【国分タバコ/国府タバコ】
国分地方に産する上質のタバコ。元禄(1688〜1704)ごろから賞用された。