こくみんのとも【国民之友】
総合雑誌。明治20年(1887)徳富蘇峰(とくとみそほう)が創刊。民友社発行。平民主義を掲げ、進歩的な社会評論を主にしたが、のち国家主義に転じ、明治31年(1898)廃刊。
こくみん‐の‐やかた【国民の館】
《Casa Poporului》ルーマニアの首都ブカレストの中心部にある巨大な宮殿の通称。正式名称は議会宮殿(議事堂宮殿)。1980年代、チャウシェスクにより建造された。3000以上の部屋数を誇...
こくみん‐はつあん【国民発案】
⇒イニシアチブ3
こくみん‐びょう【国民病】
国民の多くがかかり、人口が減ったり生産力が下がったりするなどの大きな影響を及ぼす病気。 [補説]日本では20世紀初頭から第二次大戦ごろまで結核のことをいった。
こくみん‐ふく【国民服】
国民が常用すべきものとして昭和15年(1940)に制定され、第二次大戦中、広く男子が着用した軍服に似た衣服。
こくみん‐ふたんりつ【国民負担率】
租税負担額を国民所得で割った租税負担率と、社会保障負担額を国民所得で割った社会保障負担率の合計。→潜在的国民負担率
こくみんぶんかのけいせい【国民文化の形成】
《原題、(スペイン) Formación de una cultura nacional indoamericana》アルゲダスの著書。著者没後の1976年に刊行。ラテンアメリカの国々が独自の混...
こくみん‐ぶんがく【国民文学】
一国の国民の諸特性をよく表現した、その国特有の文学。また、その国で広く国民に愛読されている文学。 [補説]書名別項。→国民文学
こくみんぶんがく【国民文学】
日本の短歌雑誌。大正3年(1914)、窪田空穂の責任編集で創刊。総合文芸誌としてスタートしたが、7号以降は窪田が主宰する十月会を中心とする会員誌になり、短歌雑誌となった。同人に、松村英一、半田良...
こくみんぶんがくろん【国民文学論】
1950年代に、竹内好、伊藤整、野間宏らを中心に起こった文学論争。サンフランシスコ講和条約による日本の再独立や朝鮮戦争勃発を契機とし、「国民のための文学とは何か」という議論が重ねられた。竹内の発...