こく‐し【国士】
1 国家のために身命をなげうって尽くす人物。憂国の士。 2 その国で特にすぐれた人物。
こく‐し【国子】
1 昔、中国で、公卿(こうけい)・大夫(たいふ)の子弟。 2 「国子監」の略。
こく‐し【国師】
1 奈良時代の僧の職名。大宝令により、諸国に置かれ、僧尼の監督、経典の講義、国家の祈祷(きとう)などに当たった。のちに講師(こうじ)と改称。 2 天皇に仏法を説き伝える法師。 3 禅宗をはじめ律...
こく‐し【国試】
「国家試験」の略。特に、医師国家試験・歯科医師国家試験・看護師国家試験など、医学に関連する分野で用いられる。
こく‐し【国詩】
日本の詩歌。特に和歌。「互に又—国文の好(すき)にかわった」〈胆大小心録〉
こく‐し【国資】
国家の所有する資産。国財。
こくし‐かん【国子監】
1 中国で隋以後、貴族の子弟や世間の秀才を教育した国家経営の学校。また、その学校を管理した教育行政官庁。晋代の国子学にあたる。 2 大学寮の唐名。
こくしかん‐だいがく【国士館大学】
東京都世田谷区に本部のある私立大学。大正6年(1917)創設の私塾、国士館を母体として昭和33年(1958)に設立。体育学部があり、スポーツ界に多くの人材を輩出する。
こくし‐がく【国子学】
中国、晋の武帝が貴族の子弟や英才のために設立した教育機関。隋代に教育行政も兼ねてつかさどり、国子監と改称した。国学。
こくし‐ごう【国師号】
国師の称号。