しょうさん‐きん【硝酸菌】
亜硝酸を酸化して硝酸に変えるはたらきをもつ土壌細菌。同じ硝化細菌である亜硝酸菌とともに存在し、土中の窒素循環に重要な役割をもつ。
しょうさんせい‐ちっそ【硝酸性窒素】
化合物中に硝酸塩として含まれる窒素。土壌中で水に容易に溶け、余剰な化学肥料や家畜の糞尿などから溶脱し、水質汚染の原因となる。硝酸性窒素。
しょう‐ど【焼土】
地質の改良、消毒などのために土壌を焼くこと。
しん‐しょく【浸食/浸蝕】
[名](スル)流水・雨水・海水・風・氷河などが地表の岩石や土壌を削り取ること。また、その作用。「波が岩を—する」 [補説]「侵食」とも書く。
しん‐ど【心土】
耕地の下層をなす土壌。耕したときすき返されない層の土。⇔作土。
しんりん‐れっか【森林劣化】
森林の一部を伐採することによって土壌が乾燥し、自然再生力の低下を招き、森林そのものの面積は大きく減少しないものの、生態系の機能や炭素を貯蔵する能力が著しく低下すること。→森林減少
シード‐バンク【seed bank】
1 植物の種子を、遺伝子資源、遺伝的多様性および種の保存を目的として保存する施設。種子銀行。種子バンク。→スバールバル世界種子貯蔵庫 →ミレニアムシードバンク 2 ⇒土壌シードバンク
じゅうねん‐ど【重粘土】
多量の粘土を含んでいて、粘性が強く、耕作しにくい土壌。日本では北海道北部の洪積台地に分布。重土。
じょう【壌〔壤〕】
[常用漢字] [音]ジョウ(ジャウ)(漢) [訓]つち 1 耕作に適した土。「土壌」 2 国土。大地。「雲壌・天壌」
じょうが‐けいかく【嫦娥計画】
中国の月探査計画。2007年に嫦娥1号、2010年に嫦娥2号の打ち上げに成功。両機とも月周回軌道からの月面観測を行った。2013年に月着陸船とローバーからなる嫦娥3号が月面軟着陸に成功。2019...