つち‐どめ【土留(め)】
1 瓦屋根の葺(ふ)き土が滑り落ちるのを防ぐために、土居(どい)または裏板に横に打ちつける幅の狭い木。土留め桟(ざん)。 2 山や土手の土砂崩れを防ぐために設ける柵(さく)や杭(くい)。山留め。...
つつみ【堤】
《包むものの意》 1 水があふれないように、湖沼・川・池などの岸に沿って土を高く盛り上げたもの。土手。堤防。「洪水で—が切れる」 2 水をためた池。ため池。貯水池。 3 相撲の土俵。「御前に—か...
つみ‐くさ【摘(み)草】
[名](スル)春、野原で若菜や草花を摘むこと。草摘み。「土手で—する」《季 春》
てい【堤】
[常用漢字] [音]テイ(漢) [訓]つつみ 〈テイ〉土手。つつみ。「堤防/堰堤(えんてい)・石堤・築堤・長堤・突堤・防波堤」
〈つつみ(づつみ)〉「川堤」
ど‐い【土居】
1 土を積み上げてつくった堤(つつみ)。土手。 2 城の周囲にめぐらした土の垣。 3 中世、屋敷や集落の周囲に防御のためにめぐらした土塁。転じて、土豪の屋敷をさす。堀の内。 4 建物や家具などの...
ど‐て【土手】
1 風水害を防ぐために、川岸に土を積み上げて築いた堤。 2 平地より一段と高く築いた、道路・軌道用の堤。 3 城郭の土塀。土居(どい)。築地(ついじ)。 4 カツオ・マグロなどの背側の身。 ...
どて‐ぶし【土手節】
江戸時代の流行唄(はやりうた)。万治(1658〜1661)ごろ、江戸で、日本堤(吉原土手)を通る吉原通いの嫖客(ひょうかく)たちが歌ったもの。
にほん‐づつみ【日本堤】
東京都台東区の地名。江戸時代、隅田川から三ノ輪までの掘割、山谷(さんや)堀の土手で、吉原遊郭への通路ともされた。
の‐ぢしゃ【野萵苣】
スイカズラ科の一年草または二年草。道端や土手などに群生し、高さ10〜35センチ。茎は二また状に枝分かれし、長楕円形の葉が対生し、初夏、淡青色の小花を密生する。ヨーロッパ原産の帰化植物。葉をサラダ...
は・える【生える】
[動ア下一][文]は・ゆ[ヤ下二] 1 草木の芽が出る。また、草木が生育する。「土手につくしが—・える」「苔の—・えた庭」 2 歯やひげなどが出てくる。「毛が—・える」「角が—・える」