こぶん‐め・く【古文めく】
[動カ四]《「古文」は「古文真宝」の略》しかつめらしいようすをする。「この揚屋、—・きたる顔つきして」〈浮・置土産・四〉
こ‐みち【小道/小径】
[名] 1 幅の狭い道。また、横道。わき道。⇔大道(おおみち)。 2 6町を1里とする里程。⇔大道(おおみち)。 [形動ナリ] 1 気の小さいさま。「手前の金なれば商売にさへ二の足ふみ、—な...
さん【産】
[音]サン(漢) [訓]うむ うまれる うぶ むす [学習漢字]4年 〈サン〉 1 子をうむ。「産褥(さんじょく)・産婦・産卵/安産(あんざん)・出産・早産(そうざん)・流産(りゅうざん)」 ...
しきり【陣】
《動詞「しき(頻)る」の連用形から》出産間際に起こる痛み。陣痛。「—は来れども取りあげばばの約束もなく」〈浮・置土産・三〉
しこ・る【凝る/痼る】
[動ラ五(四)] 1 しこり1ができる。「胃のうしろから腰へかけて、…ぎこちなく—・っていたので」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 物事に熱中する。「何れも我一(われいち)と—・りかかって責め念仏を...
しさい‐な・い【子細無い/仔細無い】
[連語] 1 さしつかえない。構わない。「断っても—・いだろう」 2 これといった問題もない。「万事—・く完了した」 3 たわいない。「男(をのこ)しもなむ—・き者ははべるめる」〈源・帚木〉 4...
したきり‐すずめ【舌切り雀】
日本の昔話。原型は宇治拾遺物語に「腰折れ雀」の話がみえる。心やさしい爺(じじ)のかわいがっていた雀が糊(のり)をなめたので、意地悪な婆(ばば)は怒ってその舌を切って追い出す。爺は雀の宿をたずねて...
しゃない‐はんばい【車内販売】
鉄道車両内で、鉄道会社の従業員が弁当・茶・酒・土産物などを売ること。車販。
シュノーア【Schnoor】
ドイツ北西部の都市ブレーメンの一地区。旧市街の中心部に位置する。17世紀から18世紀の建物が多く、第二次大戦で大きな被害を受けたが修復された。名称は北ドイツの方言で紐(ひも)を意味し、石畳の細い...
しょう‐ばん【相伴】
[名](スル) 1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。「貴公子仲間の斐誠がいつもいっしょに来る。それに今一人の—があって」〈鴎外・魚玄機〉 2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを...