いし【石】
1 岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。 2 広く、岩石・鉱石のこと。「—の置物」「—の橋」 3 土木工事や建築などに使う石材。「山から—を切り出す」 4 宝石や、時計の部品に用いる...
いし‐いも【石芋】
1 日本の伝説で、硬くて食べられない芋。芋を乞うた旅の僧に、石芋だとうそをついて与えなかったため、その後その土地には石のような芋しかできなくなったという。僧を弘法大師とするものが多い。 2 オラ...
いしいランシング‐きょうてい【石井ランシング協定】
大正6年(1917)、日本の特派大使石井菊次郎と米国の国務長官ランシング(R.Lansing)との間で調印された協定。日本の中国における特殊権益の承認と、中国の領土保全・門戸開放・機会均等などを...
いしい‐りゅう【石井流】
能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。安土桃山時代に高安流を学んだ石井庄左衛門滋長(しげなが)を流祖とする。
いしかり‐なべ【石狩鍋】
鮭(さけ)をぶつ切りにし、野菜や豆腐などと味噌または醤油で味付けしただし汁で煮こむ鍋物。石狩地方の郷土料理。《季 冬》
いし‐くらげ【石水母】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)。芝生や土などの表面に生える。糸状の細胞が寒天質に包まれており、アオサに似る。食用。
いし‐じ【石地】
1 石の多いやせた土地。「—をひらき、畑(はた)を打つ」〈浄・用明天王〉 2 「石地塗り」の略。
いし‐ずえ【礎】
《「石据え」の意》 1 家屋や橋などの柱の下に据える土台石。根石(ねいし)。柱石(はしらいし)。 2 物事の基礎となる大切なもの。また、その人。「建国の—となる」「今日の繁栄の—を築く」
いし‐づき【石突き】
1 太刀の鞘尻(さやじり)を包んでいる金具。 2 矛・薙刀(なぎなた)・槍(やり)などの柄の、地に突き立てる部分を包んでいる金具。 3 杖・傘・ピッケルなどの、地面を突く部分。また、そこにはめた...
いしづち‐じんじゃ【石鎚神社】
愛媛県西条市西田甲にある神社。祭神は石土毘古神(いしづちひこのかみ)。役小角(えんのおづの)の開山と伝え、石土蔵王権現(いしづちざおうごんげん)と称した。