りょう‐くう【領空】
領土と領海の上空の空間からなる国家の領域。国家は領空に対して完全かつ排他的な主権を有する。高度については特に制限はないが、宇宙は特定の国家の主権に服さない自由な国際的空間とされる。
りょうくど‐こう【菱苦土鉱】
⇒菱苦土石
りょうくど‐せき【菱苦土石】
炭酸マグネシウムからなる炭酸塩鉱物。多く結晶は菱面体。三方晶系。無色・灰白色・黄色・褐色などでガラス光沢があり、ふつう塊状・粒状・繊維状などで産する。蛇紋岩や橄欖(かんらん)岩をはじめとするマグ...
りょう‐け【領家】
古代末から中世にかけての荘園領主の称。平安中期以後、在地の領主が有力者の保護を得るために名目的に土地を権門勢家に寄進した場合、その寄進を受けたものを本所といい、寄進者を領家という。
りょうけ‐へんせいたい【領家変成帯】
長野県南部から九州にかけて中央構造線の北側に分布する、高温・低圧で形成された変成岩からなる地帯。片麻岩と花崗(かこう)岩類からなり、変成時期は中生代白亜紀。 [補説]領家変成岩の出土する静岡県天...
りょう‐しゅ【領主】
《古くは「りょうじゅ」》 1 領国を支配している人。領土の持ち主。 2 平安時代以後、特定の土地を所有し、かつその土地と在住民を直接的あるいは代官などによって間接的に支配し収益する者。 3 江戸...
りょうしゅ‐けん【領主権】
中世ヨーロッパの封建社会において、領主が有した土地所有権・人身支配権・領主裁判権。
りょう・する【領する】
[動サ変][文]りやう・す[サ変]《「りょうずる」とも》 1 領地として所有する。「広大な土地を—・する」「心を—・していた悲しみ」 2 受け取る。また、承知する。了承する。「陳情の趣旨を—・す...
りょう‐ち【料地】
ある目的のために使用する土地。用地。
りょう‐ち【量地】
土地を測量すること。