ざい‐ばん【在番】
1 勤番に当たっていること。 2 江戸幕府の軍事職制で、大番が京都二条城・大坂城に、書院番が駿府城に交代で勤務したこと。 3 江戸時代、大名の改易の際、他の大名が幕府の命令で無主となった城地を守...
ざい‐ひ【在否】
いるかいないかということ。在宅と不在。「—を確かめる」
ざい‐ふ【在府】
江戸時代、大名やその家臣が江戸で勤務すること。江戸詰め。→在国
ざい‐べい【在米】
[名](スル)他国の人がアメリカに滞在、または居住していること。「長年—している娘」
ざい‐まい【在米】
現在、倉庫や問屋などにある米。
ざい‐みょう【在名】
1 在所の名。ざいめい。 2 住む土地の名をとってつけた名前。ざいめい。「『わたくしが住みかが、粟田口と申すによって、あはた口と申しまする』『ふん、さては是は—でおぢゃるの』」〈狂言記・粟田口〉
ざい‐みん【在民】
人民の側にあること。国民がもっていること。「主権—」
ざいみんぶのきょうけうたあわせ【在民部卿家歌合】
現存最古の歌合わせ。在原行平が民部卿であった元慶8年(884)から仁和3年(887)にかけて催されたもの。「郭公(ほととぎす)」「あはぬ恋」の2題12番。
ざい‐めい【在銘】
刀剣・器物などに、その作者の名が記してあること。有銘。⇔無銘。
ざい‐や【在野】
《田野に住むの意から》 1 公職に就かないで民間にいること。「—の人材」⇔在朝。 2 与党に対して、野党の立場にあること。「—党」