アビレス【Avilés】
スペイン北西部、アストゥリアス州の都市。ペニャス岬の西、ビスケー湾につながる深い入り江に面する。20世紀半ばに国営製鉄所(現在はミタルアルセロール社)が置かれ、同国の金属工業の中心地の一つとなっ...
アフ‐テ‐ピト‐クラ【Ahu Te Pito Kura】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島北東部にある遺跡。名称は「光のへそ」を意味し、直径3メートルの円形の石垣の中心に直径75センチメートルの丸石が置かれている。現在は倒れているが、同島最大級の高...
アフラ【Afula】
イスラエル北部の都市。交通の要地で、エズレル平原の中心都市として知られる。周辺にはベトシェアン、ギルボア山、メギッド、ハロデの泉など、旧約聖書に登場する遺跡が点在する。アフーラー。
アフロディシアス【Aphrodisias/Ἀφροδισιάς】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ西部の村ゲイレ近郊に位置する。紀元前1世紀に、美と愛の女神アフロディテを祭る神殿が建造され、古代ローマ皇帝ハドリアヌス治下の後2世紀初めに増築された。3万人...
アブサン【(フランス)absinthe】
ニガヨモギで味つけした、アルコール分70パーセント前後の緑色のリキュール。毒性があるため、現在はアニスなどで味つけした低アルコール度のものをいう。アプサーント。
アブダット【Avdat】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿など...
アブドゥルガフール‐モスク【Abdul Gafoor Mosque】
シンガポール、市街中心部のリトルインディア地区の南側にあるイスラム寺院。1910年に建造。ムーア様式と南インドの建築様式が混在し、正面入口にコーランに登場する25人の預言者の名を記した日時計があ...
アブ‐ハッサン【Abu Hassan】
ウェーバーのオペラ。全1幕。1811年にミュンヘンで初演、台本はF=K=ヒーマー。「千夜一夜物語」を題材とする。現在は序曲のみ演奏されることも多い。
あぶら‐つのざめ【油角鮫】
ツノザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。体色は青みを帯びた濃褐色で、幼時には小白点が散在する。寒流に乗って回遊。練り製品の材料とし、肝油をとる。油鮫。
あぶら‐な【油菜】
アブラナ科の越年草。高さ約1メートル。葉は裏面が白みを帯びる。春、花びら4枚が十字形に並ぶ黄色の花が総状に咲く。実は細長いさやで、中に黒褐色の小粒の種子があり、これから菜種油をとる。中国から渡来...