らく‐さん【酪酸】
有機酸の一。不快臭をもつ油状の液体。正酪酸・イソ酪酸の2種の異性体がある。正酪酸CH3CH2CH2COOHは、バターなどにグリセリンエステルとして含まれ、酪酸菌の発酵によっても生成。水・エタノー...
らくし‐しゃ【落柿舎】
京都市右京区嵯峨(さが)にあった向井去来の別宅。師の芭蕉がこの庵を訪ねて「嵯峨日記」を残した。現在の建物は、明治初年に再興。
ラクベレ‐じょう【ラクベレ城】
《Rakvere Linnus》エストニア北部の都市ラクベレにある城。13世紀にデンマーク人が造った城に起源し、14世紀半ばにリボニア騎士団が石造の城を建造した。17世紀にポーランドやスウェーデ...
ラク‐ムアン【Lak Muang】
タイの首都バンコクの中心部にある柱。新しく町をつくる際に基準となる柱を建てて町の発展を祈るという、バラモン教の教えに基づく。1782年、ラーマ1世により建てられ、ラーマ4世が現在の柱に建て替えた...
らくよう【洛陽】
中国河南省北西部の都市。洛河北岸にある。西周時代に都として建設され洛邑(らくゆう)とよばれ、漢代に改称、北魏・晋・隋・後梁・後唐などの首都。唐代には長安に対して東都とよばれ、経済・文化の中心と...
らく‐らく【落落】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 度量が大きくてこだわらないさま。「幸に胆勇—たるアゼシラウス王の在る有て」〈竜渓・経国美談〉 2 物が落ちたり倒れたりしているさま。「無数の岩が—として其処(...
らくろう‐ぐん【楽浪郡】
前108年、前漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼして設置した朝鮮四郡の一。現在の平壌(ピョンヤン)が中心。3世紀初頭、南半部が帯方郡(たいほうぐん)となって分離。313年、高句麗(こうくり)に滅ぼされた。...
ラ‐グレット【La Goulette】
チュニジア北部の港町。首都チュニスの東約10キロメートルに位置し、地中海のチュニス湾に面する。7世紀末よりアラブ人の港があり、16世紀にスペイン王カルロス1世が要塞を建造。オスマン帝国時代に城壁...
ラケル‐の‐はか【ラケルの墓】
《Rachel's Tomb》パレスチナ地方の都市ベツレヘムの北郊にある霊廟(れいびょう)。旧約聖書に登場する女性でヤコブの妻であるラケルの墓であるとされ、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとっ...
ラコニア【Laconia】
米国ニューハンプシャー州中部の都市。ウィニペソーキー湖とウィニスカム湖の間に位置する。18世紀半ばに入植開始。現在は保養地として有名。毎年6月に同国最古の歴史をもつラコニアバイクウイークという祭...