じ‐ふぶき【地吹雪】
地面に降り積もった雪が、風によって吹き上げられる現象。《季 冬》
じ‐ぶき【地葺き】
屋根の葺き方の一。分割した屋根板に、地上でこけら板などを葺いておき、これを棟に上げてつなぎ合わせる。
じ‐ぶぎょう【地奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。鎌倉幕府では、鎌倉中の市政を担当。室町幕府では地方頭人(じかたとうにん)とよび、京都市政をつかさどった。
じ‐ぶくろ【地袋】
違い棚の下などに、地板に接して設けた小さい袋棚。⇔天袋。
じ‐ぶと【地太】
織地の糸の太いこと。また、太いもの。⇔地細(じぼそ)。
じ‐べた【地べた】
土地の表面。地面のくだけた言い方。「—に寝ころぶ」
じ‐ほん【地本】
江戸で出版された草双紙の類。上方下りの絵本などに対していう。
じ‐ぼそ【地細】
[名・形動]織物の地の糸が細いこと。また、そのさま。「—な布」⇔地太(じぶと)。
じ‐まい【地米】
その土地でとれた米。じごめ。
じ‐まき【地蒔き】
蒔絵(まきえ)で、文様以外の部分に金・銀・錫(すず)などの粉を蒔くこと。また、その蒔絵。沃懸(いかけ)地・梨子地・平目地などがある。