じぐち‐おち【地口落ち】
落語の落ちの一。地口で話をしめくくるもの。
じぐち‐せん【地口銭】
室町時代、京都・奈良など都市の家屋や田畑に課された臨時の税。
じぐち‐づけ【地口付け】
江戸中期に流行した雑俳の一。地口に、それと関係の深い戯画を描き添えたもの。点者が秀作を選び、勝ちとする。
じ‐ぐま【地隈】
絵画で、絹や紙の地を隈取(くまど)ること。
じ‐ぐも【地蜘蛛】
ジグモ科のクモ。体長約1.5センチ、暗褐色で斑紋はない。樹木の下部に細長い袋状の巣を地下に向かって作り、虫などを袋越しに捕らえ、巣の中へ引き入れて食べる。日本・台湾などに分布。穴蜘蛛・土蜘蛛・袋...
じぐり【地口】
地口(じぐち)を言うこと。「そこで一つ—をお肴」〈洒・辰巳婦言〉
じぐ・る【地口る】
[動ラ四]《「ぢぐち(地口)」の動詞化》地口を言う。しゃれを言う。「なんだ味に—・るな」〈洒・北廓雞卵方〉
じ‐ぐるま【地車】
重い物を運ぶ、大型で車体が低い四輪車。「—のとどろとひびく牡丹かな/蕪村」
じ‐ぐろ【地黒】
[名・形動]日焼けなどによらず、元々の肌の色が黒いこと。また、そのさま。
じ‐げ【地下】
1 清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿することを許されていない官人の総称。また、その家柄。一般には蔵人(くろうど)を除く六位以下をいう。地下人。⇔堂上。 2 官職・位階など公的な地位をもたないこ...