ぎょ‐えん【御苑】
皇室所有の庭園。「赤坂—」
ぎん‐ざ【銀座】
江戸幕府の銀貨鋳造所。勘定奉行の管轄下にあった。慶長6年(1601)伏見に設けられ、のち駿府・京都・江戸・大坂・長崎に移転したり新設されたりしたが、その後江戸に統合された。明治2年(1869)...
ぎん‐づかい【銀遣い】
江戸時代、商品の価格を銀の量目(りょうめ)(貫・匁・分)で表し、銀貨を本位に商取引をしたこと。大坂を中心に行われた。
くうまい‐きって【空米切手】
江戸時代、大坂の蔵屋敷が金銀の調達手段として発行した現米の裏づけのない米切手。
くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
大阪府と奈良県との境、生駒山地を越える坂。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)が負傷したという地。孔舎衙坂(くさかざか)。
くさか‐ざか【孔舎衙坂】
「孔舎衛坂(くさえのさか)」に同じ。
くさのうえのちょうしょく【草の上の朝食】
保坂和志の青春小説。平成5年(1993)刊。第15回野間文芸新人賞受賞。著者のデビュー作「プレーンソング」の続編。
くさ‐むすび【草結び】
1 簡素な小屋を作って住むこと。「この山の遥かの麓に、—する女なるが」〈謡・身延〉 2 《草を結んで道しるべにしたところから》人に先立って事を始めること。草分け。「その—より久しき里人に弥藤太と...
くじ‐やど【公事宿】
江戸時代、訴訟や裁判のために地方から江戸や大坂に出てきた人を宿泊させた宿屋。宿の主人は訴訟人の依頼をうけて訴訟行為を補佐することを公認されていた。公事人宿。出入り宿。郷宿(ごうやど)。
くずりゅう‐がわ【九頭竜川】
福井県北部を流れる川。源を岐阜県境の油坂峠付近に発し、坂井市で日本海に注ぐ。長さ116キロ。上流には九頭竜峡などがあり、また鉛・亜鉛、森林などの資源が豊富。