まえ‐がみ【前髪】
1 額の上部の頭髪。「—を垂らす」 2 女子または元服前の男子の額の上の髪を別に束ねたもの。向こう髪。 3 前髪姿の男子。元服していない少年。「—あまた召しよせられ」〈浮・男色大鑑・二〉
ゆう‐しで【木綿四手/木綿垂】
木綿(ゆう)を垂らすこと。また、垂らした木綿。木綿で作った四手。「榊葉(さかきば)の常磐(ときは)かきはに—や堅苦しなる目な見せそ神」〈かげろふ・上〉
ゆうしで‐の【木綿四手の】
[枕]木綿四手は神前に垂らすものであることから、「神」にかかる。「こや—神まつるころ」〈経信集〉
涎(よだれ)が◦出(で)る
欲しくてたまらないさまにいう。よだれを垂らす。よだれを流す。
よだれ‐くり【涎繰り】
よだれを垂らすこと。また、その人。「兄弟子(あんでし)に口過ごす—めをいがめてやろと」〈浄・手習鑑〉
ヨーヨー【yo-yo】
1 玩具(がんぐ)の一。木または土焼きなどの2個の丸い皿型のものを短い軸でつなぎ、軸に巻きつけた糸の端を持って垂らすと、その反動で回転しながら上下するもの。手車。 2 1に似た遊び方をする玩具。...
わ‐げさ【輪袈裟】
幅6センチくらいの綾布を輪に作った略式の袈裟。首にかけて前に垂らす。天台宗・真言宗・浄土真宗などで用いる。
わすれ‐お【忘れ緒】
半臂(はんぴ)の腰に結ぶ小紐(こひも)にかけて垂らす飾り紐。半臂の緒。