りょうし‐いど【量子井戸】
電子を数ナノメートル程度の半導体の薄膜のヘテロ接合によって閉じ込めた構造。 [補説]電子は薄膜の面の垂直方向に自由に移動できず、特定の離散的なエネルギー状態をとる。この厚さを変えたり、複数重ねた...
りょうしホール‐こうか【量子ホール効果】
半導体と絶縁体の界面のような二次元に閉じ込められた電子が極低温の状態で示す量子論的なふるまいの一。磁界を強くするにしたがい、電流と磁界の両方に垂直な方向に生じる電位差が、離散的なとびとびの値をと...
レイリー‐は【レイリー波】
弾性体の表面を伝わる弾性波。特に、地震で発生する振動波のうち、地表付近の一点が波の進行方向を含む垂直面内で楕円軌道を描く波をさす。理論的に証明したレイリーの名による。→ラブ波
レーザー‐すみだしき【レーザー墨出し器】
建築現場で、柱・梁・壁面などの構造体に工事の基準となる水平・垂直の線を、レーザーで照射する機器。→墨出し
ロケット‐はなび【ロケット花火】
おもちゃ花火の一。火薬を詰めた紙筒に竹ひごなどの尾を取り付けたもので、火をつけると垂直に上昇し、上空で破裂する。
ローリングシャッター‐げんしょう【ローリングシャッター現象】
《rolling shutter phenomenon》動きの速い被写体を撮影した際に、像に歪みが生じたり、垂直方向に明暗が生じたりする現象。CMOSイメージセンサーを使用したカメラやビデオカメ...
ローレライ
《(ドイツ)Lorelei》ドイツ西部、ライン川中流の峡谷の東岸に垂直にそびえる奇岩。高さ132メートル。また、その岩上にいて、美しい歌で舟人を誘惑し破滅させるという伝説の魔女。 《(ドイツ...
ローレンツ‐りょく【ローレンツ力】
磁場の中を運動する荷電粒子に作用する力。速度ベクトルに垂直に作用し、粒子の電荷・速度・磁束密度の積で表される。1895年ローレンツが導入した。