あかじのにしき‐の‐ひたたれ【赤地の錦の直垂】
赤地の錦で作った直垂。大将級の武将が鎧(よろい)の下に着用した。「木曽左馬頭(きそさまのかみ)、その日の装束には、—に唐綾威(からあやをどし)の鎧着て」〈平家・九〉
い‐かすい【胃下垂】
胃が異常に垂れ下がった状態。一般に内臓全体が下垂していることが多い。
うらうち‐ひたたれ【裏打ち直垂】
裏をつけた袷(あわせ)の直垂。もっぱら武士が常用した。
か‐すい【下垂】
[名](スル)垂れ下がること。「胃—」
かみ‐しで【紙四手/紙垂】
木綿四手(ゆうしで)に対して、紙で作った四手。
くろ‐たれ【黒垂】
能の仮髪の一。烏帽子・天冠などをかぶるとき、左右の鬢(びん)から肩の少し下まで垂らす黒色の毛髪。
けん‐すい【懸垂】
[名](スル) 1 まっすぐに垂れ下がること。また、垂れ下げること。「—幕」 2 鉄棒・吊り輪などに両手でぶら下がり、腕を屈伸させてからだを上げ下げする運動。 3 「懸垂下降」の略。「岩壁を—で...
けんよう‐すい【懸壅垂】
⇒口蓋垂(こうがいすい)
こうがい‐すい【口蓋垂】
軟口蓋の後方中央から垂れ下がる円錐形の突起。懸壅垂(けんようすい)。のどちんこ。
し‐すい【四垂/四陲】
四方の辺境。四境。四隅。