いぶき【伊吹】
ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。樹皮は赤褐色で縦に裂ける。枝の下部の葉は針状であるが、先の方はうろこ状。雌雄異株。4月ごろ、楕円形の雄花、紫緑色で球状の雌花をつける。生け垣...
いも・う【斎ふ】
[動ハ四]神を祭るために、心身を清める。「神垣に神籬(ひもろぎ)立てて—・へども」〈河海抄・一七〉
いりおもていしがき‐こくりつこうえん【西表石垣国立公園】
沖縄県八重山諸島の西表島と石垣島を中心とし、その周囲の竹富島・小浜島・黒島などと珊瑚礁(さんごしょう)の海からなる国立公園。昭和47年(1972)、西表国立公園として指定され、平成19年(200...
いりおもて‐こくりつこうえん【西表国立公園】
沖縄県、西表島の亜熱帯原生林、その周囲の竹富島・小浜島・黒島などと珊瑚礁(さんごしょう)の海からなる国立公園。平成19年(2007)に石垣島の一部が加わり、西表石垣国立公園となる。→西表石垣国立公園
いわ‐かき【岩垣】
《「いわがき」とも》 1 岩が垣根のように取り囲んでいる所。「見し人もなき山里の—に心長くも這(は)へる葛(くず)かな」〈源・総角〉 2 岩石で築いた垣根や塀。〈日葡〉
いん【院】
[音]イン(ヰン)(慣) [学習漢字]3年 1 役所・学校など、公共性のある施設・機関。「院長・院内/医院・開院・学院・議院・貴族院・寺院・修道院・上院・僧院・登院・病院・衆議院・大学院・養老院...
うぐいす‐がき【鶯垣】
クロモジの木で造った編み目の細かい柴垣(しばがき)。茶室の庭などに用いられる。
うずみ‐もん【埋み門】
城の石垣・土塀・築地(ついじ)などの下部をくり抜いたように造った小さな門。勝手口の用などに使われた。穴門。
うた‐がき【歌垣】
1 古代、求愛のために、男女が春秋2季、山や市(いち)などに集まって歌い合ったり、踊ったりした行事。東国では嬥歌(かがい)という。 2 奈良時代には、踏歌(とうか)のこと。→踏歌 [補説]人々が...
うち‐の‐え【内の重】
いくえにも垣のある宮殿の内側。御門の内。「海若(わたつみ)の神の宮の—の妙(たへ)なる殿に」〈万・一七四〇〉