メールス【Moers】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ライン川左岸、デュースブルク西郊に位置する。中世に建造されたメールス伯の居城は、現在も美術館や劇場として利用される。20世紀前半は石炭と岩塩...
も‐か‐も
[連語]《係助詞「も」+係助詞「か」+終助詞「も」。上代語》…も…であろうかなあ。「今—大城の山にほととぎす鳴きとよむらむ我無けれども」〈万・一四七四〉
もがり【殯】
《「も(喪)あ(上)がり」の音変化か》「荒城(あらき)」に同じ。「今城(いまき)谷の上に、—を起てて収む」〈斉明紀〉
もぎ‐どう【没義道/無義道】
[名・形動]人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。また、そのさま。不人情。「田舎の客から—に金を絞りとる場面なども」〈里見弴・安城家の兄弟〉
もくせいのおうじ【木製の王子】
《原題、(ハンガリー)A fából faragott királyfi》バルトークのバレエ音楽。1917年初演。ある王子が城にいる美しい姫を木製の人形で誘い出したが、姫は人形にひと目惚れしてし...
モスト【Most】
チェコ北西部、ボヘミア地方の都市。13世紀に都市権を獲得。19世紀後半より石炭採掘により工業都市となった。赤い屋根の鐘楼をもつフネビン城、16世紀建造のゴシック様式の聖母被昇天教会など歴史的建造...
モダーブ‐じょう【モダーブ城】
《Château de Modave》ベルギー南東部、ナミュール州、ナミュールの近郊にある城。アルデンヌ地方の古城の中でも、特に観光客に人気が高い。13世紀の城塞を利用して、17世紀にマルシャン...
もち‐の‐つき【望の月】
「もちづき」に同じ。《季 秋》「—わがしばぶきも照らさるる/草城」
もっ‐かん【木簡】
文字などを書き記した木の札。古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ、日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地で発見されており、内容は役所間の連...
もと‐あら【本荒】
木がまばらに生えていること。一説に、根元に花も葉もないこと。「宮城野の—の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」〈古今・恋四〉