やぎやま‐どうぶつこうえん【八木山動物公園】
宮城県仙台市にある動物園。昭和40年(1965)開園。六大陸にすむ動物を幅広く展示している。仙台市八木山動物公園。
やくし‐じ【薬師寺】
奈良市にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2年(698)藤原京に完成。平城遷都に伴い、現在の地に移転。たびたび火災などで諸堂を...
やくそくのち【約束の地】
高城修三の長編小説。昭和57年(1982)刊。
《原題、(イタリア)La Terra Promessa》イタリアの詩人、ウンガレッティの詩集。初版は1950年刊行。決定版はモンタドーリ社版全...
やく‐づか【厄塚】
厄神を封じこめるために設ける臨時の塚。京都の吉田神社のものが名高く、節分の夜に火祭りをして、最後に土器(かわらけ)を群衆が奪い合って厄よけに持ち帰る。《季 冬》「—の煙にむせび拝みけり/王城」
やぐち‐の‐わたし【矢口の渡】
多摩川にあった渡し場。東京都大田区矢口(異説に東京都稲城市矢野口)にあったという。正平13=延文3年(1358)新田義興が謀殺されたと伝える地。
浄瑠璃「神霊(しんれい)矢口渡」の通称。
や‐ぐら【櫓/矢倉】
1 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。 2 城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察や射撃のための高楼。 3 ㋐木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物。「火の見—」 ㋑祭礼・盆踊り...
やぐら‐もん【櫓門】
1 上階に櫓をのせた門。 2 城の渡り櫓の下にある門。渡り櫓門。
やげんどおし‐よしみつ【薬研通吉光】
粟田口吉光の手になる短刀の名。細川政元に居城を攻められた畠山政長が、自害しようとこの短刀を腹に突き立てたが通らず、投げ捨てたところ、近くの薬研を突き通したといわれるところからの名称。
やさか‐りゅう【八坂流】
平曲の流派の一。鎌倉時代末、京都八坂に住んだ琵琶法師八坂検校城玄(城元)が創始。当時、一方(いちかた)流と勢力を二分した。この派に属する者は、名に城の字を用いたので、城方(じょうかた)ともいう。...
や‐ざま【矢狭間】
城壁や櫓(やぐら)などにあけた、矢を射るための穴。箭眼(せんがん)。矢間(やま)。