余念(よねん)が無(な)・い
1 ほかのことを考えず、一つのことに熱中する。「自伝の執筆に—・い」 2 少しも邪念がない。たわいがない。「添寝の保は余念も無い顔をして」〈紅葉・多情多恨〉
よりゅうど【寄人】
1 平安時代以後、記録所・御書所などに置かれた職員。庶務・執筆などのことをつかさどった。 2 平安時代以後、朝廷の和歌所に置かれた職員。和歌の選定にあずかった。召人(めしゅうど)。 3 居住する...
ラモーのおい【ラモーの甥】
《原題、(フランス)Le Neveu de Rameau》ディドロの小説。1762年執筆、著者没後の1823年に刊行。哲学者の「私」が、偉大な作曲家ラモーの甥にあたる「彼」と人生や芸術について語...
リレー‐しょうせつ【リレー小説】
複数の執筆者が書き継いでいく小説。
るつぼ
《原題The Crucible》アーサー=ミラーによる戯曲。1953年、ニューヨークにて初演。17世紀の魔女裁判を主題としつつ、執筆当時のアメリカのマッカーシズムを強く批判した作品。
レ‐コミュニスト【(フランス)Les Communistes】
アラゴンの小説。5巻6冊で、1949年から1951年にかけて刊行された。第二次大戦前夜のフランスを舞台に共産党員らの姿を描く。全三部の第1部として執筆されたが、第2部と第3部は未完。
レビュー【The Review】
英国の小説家デフォーが主宰した雑誌。1704年創刊、1713年廃刊。はじめ週刊誌で、のち週3回発行となる。記事の大半をデフォーが執筆、国内外の政治問題から社会道徳まで幅広い話題を扱った。
わたしはえいこくおうにきゅうじした【私は英国王に給仕した】
《原題、(チェコ)Obsluhoval jsem anglického krále》チェコの小説家、フラバルの小説。1971年に執筆され、長く地下出版で読み継がれた。1989年、ビロード革命の年...