たねまくひと【種蒔く人】
文芸雑誌。大正10年(1921)創刊、大正12年(1923)廃刊。小牧近江(こまきおうみ)らが執筆し、プロレタリア文学の出発点となった。
たん‐こう【単鉤】
書道の執筆法の一。親指と人差し指で筆の軸を持って書くもの。→双鉤
だいいちいんしょう【第一印象】
《原題First Impressions》オースティンの小説「高慢と偏見」の執筆当初の題名。
だいななのじゅうじか【第七の十字架】
《原題、(ドイツ)Das siebte Kreuz》ゼーガースの小説。著者がナチスによる迫害を逃れスイスからフランスへと亡命生活をおくっていた1930年代に執筆され、1942年に刊行。
ダントンのし【ダントンの死】
《原題、(ドイツ)Dantons Tod》ビュヒナーによる戯曲。4幕の悲劇。亡命資金の捻出を目的として、1835年に執筆。カール=グツコーの編集を経て、雑誌「フェニックス」に掲載された。初演は1...
ていせいろん【帝政論】
《原題、(ラテン)De monarchia》イタリアの詩人、ダンテのラテン語による論文。全3巻。1310年から1312年頃に執筆したと考えられている。
てんせい‐じんご【天声人語】
朝日新聞の朝刊1面に掲載されているコラム。明治37年(1904)から続き、特定の論説委員が匿名で執筆する。
デュランおおどおり【デュラン大通り】
《原題、(フランス)Boulevard Durand 》サラクルーによる戯曲。1960年執筆、1961年初演の社会劇。
データ‐マン
《(和)data+man》週刊誌の編集などで、アンカーが執筆する前に取材し、資料を集めて原稿の材料を提供する記者。→アンカーマン
トロイせんそうはおこらない【トロイ戦争は起こらない】
《原題、(フランス)La guerre de Troie n'aura pas lieu》ジロドゥーによる2幕の戯曲。1935年、パリのアテネ座にて初演。第一次・第二次大戦の間に執筆されたもので...