どう‐しゃ【堂舎】
《「堂」は大きな家、「舎」は小さな家の意。古くは「とうじゃ」「どうじゃ」とも》大小の建物。特に、社寺の建物。
どう‐しゅ【堂衆】
《「どうじゅ」とも》 1 学僧に仕えていた童子で、出家得度した者。どうしゅう。 2 天台宗教団での下級の僧で、寺院の諸堂に分属して雑役に従事した者。どうしゅう。 3 真宗の本山や別院で法要を勤め...
どう‐しゅう【堂衆】
⇒どうしゅ(堂衆)
どうじま【堂島】
大阪市北区の地名。もと中之島と並ぶ島で、南は堂島川、北は明治期に埋め立てられた曽根崎川に接していた。元禄年間(1688〜1704)に米市場が開かれて以来、大阪の経済の中心地。→北 「堂島下駄...
どうじま‐げた【堂島下駄】
《大阪堂島の米仲買人が用いたところから》くり歯の桐台に、畳表をつけた駒下駄。
どうじま‐べいこくとりひきじょ【堂島米穀取引所】
明治26年(1893)大阪堂島に設立された米穀取引所。同9年設立の大阪堂島米商会所を改称。米の先物取引を行っていたが、昭和14年(1939)米穀配給統制法の施行により廃止。
どう‐じょう【堂上】
《古くは「とうしょう」「どうしょう」とも》 1 建物の床の上。 2 室町時代以降の公家の家格の一。清涼殿への昇殿を許される家柄。また、公卿になれる家柄。堂上家。⇔地下(じげ)/堂下(どうか)。 ...
どうじょう‐がた【堂上方】
⇒堂上3
どうじょう‐け【堂上家】
⇒堂上2
どうじょう‐は【堂上派】
近世和歌の一派。二条家の歌学派中、細川幽斎(ほそかわゆうさい)以来の古今伝授(こきんでんじゅ)を受け継いだ公家歌人の系統。中院通勝(なかのいんみちかつ)・烏丸光広(からすまるみつひろ)・三条西実...