こう‐やいた【鋼矢板】
鋼製の矢板。断面の形状により、ハット型・U型・組み合わせ型・直線型の4種類がある。護岸・防波堤・止水壁などに使用される。シートパイル。
こくしょそうもくろく【国書総目録】
岩波書店刊行の書籍目録。古代から慶応3年(1867)までに日本人が著述・編纂・翻訳した書籍の所在目録で、岩波書店創業者の岩波茂雄の発案により1930年代に企画され、中断を経ながらも戦後事業再開、...
心(こころ)付(つ)・く
(「付く」が四段活用の場合) 1 愛情や関心が生じる。執心する。「御娘たちの住まひ給ふらむ御ありさま思ひやりつつ、—・く人もあるべし」〈源・椎本〉 2 物心がつく。分別がつく。「—・きなば、僧...
こころ‐と・し【心疾し】
[形ク] 1 感覚や知能の働きが鋭くてすばやい。機敏である。「いとあさましくなむ侍ると申すに、君も—・く心得給ひて」〈堤・思はぬ方にとまりする少将〉 2 気ぜわしい。気が早い。せっかちである。「...
こじま‐こ【児島湖】
岡山県南部にある人工の淡水湖。面積11平方キロメートル。江戸時代から干拓が行われていた児島湾の西部を、昭和34年(1959)堤防で締め切ってつくられた。児島湾干拓地の水不足解消と灌漑(かんがい)...
こじま‐わん【児島湾】
岡山県南部の湾。江戸時代から干拓が行われ、西部は昭和34年(1959)堤防で締め切られて児島湖となった。
こ‐だん【小段】
1 段数の少ない、小さい階段。 2 堤防や築地(ついじ)の斜面の中腹につくる小さな平段。
このまし・い【好ましい】
[形][文]このま・し[シク]《動詞「この(好)む」の形容詞化》 1 感覚的に好きである。感じがいい。このもしい。「—・い女性」「—・い香り」 2 そうあってほしい。また、そうあるべきである。の...
こ‐め・く【子めく】
[動カ四] 1 子供っぽく見える。「衣(きぬ)脱ぎ掛けたるやうだい、ささやかにいみじう—・いたり」〈堤・花桜をる少将〉 2 おうようで邪念がない。「御心ざまのおいらかに—・きて」〈源・薄雲〉
こもり‐ぬ【隠り沼】
草の茂みなどに覆われて外からは見えない沼。一説に、水の流れ出ない沼。「埴安(はにやす)の池の堤の—の行方を知らに舎人(とねり)は惑(まと)ふ」〈万・二〇一〉