よしなし‐ごと【由無し事】
つまらないこと。とりとめもないこと。「つれづれに侍るままに、—ども書きつくるなり」〈堤・由無し事〉
よ‐づ・く【世付く】
[動カ四] 1 世情に通じる。世慣れる。「かく—・きて物し給ふなる、よろこび申さむ」〈宇津保・国譲中〉 2 男女間の情を知るようになる。色気づく。「この君や—・いたる程におはする」〈源・若紫〉 ...
りく‐こう【陸閘】
《「りっこう」とも》道路上に設けてある、堤防の役割を果たす開閉可能な門扉。漁港、海岸への出入り口や河川沿いの道路に設置される。通常時は車両や人の通行のために開いているが、河川の増水時や高潮、津波...
りゅういき‐ちすい【流域治水】
自治体や企業、住民など、河川流域に関わる者すべてで行う水害対策。従来のダム・堤防の活用に加え、遊水池・雨水貯留施設の整備、住宅地における水害リスクの情報共有や移転促進などがある。
りゅうどうモザイク‐モデル【流動モザイクモデル】
生体膜の基本構造についての模型の一。リン脂質分子の二重層からなり、親水性の部分を外側に向け、疎水性部分を内側に挟み込むように向い合い、たんぱく質分子がその表面や内部もしくは上下に貫通するようにモ...
リューゲン‐とう【リューゲン島】
《Rügen》ドイツ北東部、バルト海にある同国最大の島。メクレンブルク‐フォアポンメルン州に属する。シュトラルズント海峡をはさんだ本土のシュトラルズントと築堤で結ばれる。海岸保養地として知られ、...
ロックフィル‐ダム【rock-fill dam】
岩塊を台形に積み上げ、上流面または堤体内部に不透水性の遮水壁を設けたダム。
わ・ぐ【綰ぐ】
[動ガ下二]たわめ曲げる。わがねる。わげる。「髪の筋、裾つきいみじう美しきを、—・げ入れて」〈堤・このついで〉
わ‐じゅう【輪中】
洪水から集落や耕地を守るため、周囲を堤防で囲んだ地域。また、その共同体制をもつ村落組織。江戸時代に発達した。木曽川・長良川・揖斐(いび)川の下流のものが有名。
わじゅう‐てい【輪中堤】
輪中集落を囲む堤防。→輪中