こらえ‐ぶくろ【堪へ袋】
「堪忍袋(かんにんぶくろ)」に同じ。「—、ふっつりと緒が切れた」〈浄・鑓の権三〉
こら・える【堪える/怺える】
[動ア下一][文]こら・ふ[ハ下二] 1 苦しみなどに、耐えてがまんする。しんぼうする。「痛みを—・える」「飢えや寒さを—・える」 2 感情などを、抑えて外にあらわさない。「怒りを—・える」「笑...
た・う【耐ふ/堪ふ】
[動ハ下二]「た(耐)える」の文語形。
たえ‐か・ねる【堪え兼ねる】
[動ナ下一][文]たへか・ぬ[ナ下二]これ以上、がまんできなくなる。こらえきれなくなる。「激痛に—・ねてうめく」
たえ‐がた・い【堪え難い】
[形][文]たへがた・し[ク]がまんすることができない。辛抱できない。「—・い苦痛」「—・い屈辱」 [派生]たえがたさ[名]
たえ‐しの・ぶ【堪え忍ぶ/耐え忍ぶ】
[動バ五(四)]つらさや苦しさをがまんする。じっと辛抱する。「苦しい生活を—・ぶ」「悲しみを—・ぶ」
た・える【耐える/堪える】
[動ア下一][文]た・ふ[ハ下二] 1 苦しいこと、つらいこと、嫌なことをじっとがまんする。辛抱する。こらえる。「厳しい訓練に—・える」「暑さに—・える」「憤慨に—・えない」 2 外部から加えら...
堪(たま)ったものではな・い
「たまらない」を強めていう語。「朝から晩までこき使われては—・い」
堪(たま)ら◦ない
1 その状態を保てない。「そんなに乱暴に着たら服が—◦ない」 2 感情などをがまんできない。「腹がへって—◦ない」「友だちに会いたくて—◦ない」 3 この上なくよい。なんともいえないほどいい。「...
堪(たま)ら◦ん
「堪(たま)らない」に同じ。「辛抱—◦ん(=がまんできない)」