ば‐ちがい【場違い】
[名・形動] 1 その場にふさわしくないこと。また、そのさま。「—な(の)格好」 2 本場の産でないこと。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)海産物」
ば‐なか【場中】
1 大勢の人が集まっているところ。「—デ恥ヲカカセタレバ」〈天草本伊曽保・孔雀と烏〉 2 敵味方が対陣している間の地。「鉄炮の勝負が始まって、弓になり、—の勝負」〈雑兵物語・下〉
ば‐ならし【場慣らし/場馴らし】
その場のようすに慣れさせること。
ば‐なれ【場慣れ/場馴れ】
[名](スル)場数(ばかず)を踏んで、その場所や物事に慣れていること。
ば‐な・れる【場慣れる/場馴れる】
[動ラ下一][文]ばな・る[ラ下二]経験をかさねてその場所や物事になれる。「新人とは思えない—・れた態度」
ば‐の‐りょうしろん【場の量子論】
量子化された場の理論。1929年、ハイゼンベルクとパウリが発表。素粒子物理学の標準模型や現在研究が進められている超弦理論は、この基本的枠組みの上で記述される。
ば‐の‐りろん【場の理論】
空間的に離れた二つの粒子間に作用する力は、電磁場・重力場などの物理的場と相互作用し、場を変動させることにより伝わるとする理論。場を量子化し、量子論的に扱う場合は場の量子論という。
ば‐ふだ【場札】
トランプや花札で、場に置かれている札。ふつう表の数字や図柄が見えるよう置く。
ばみ・る
[動ラ五]演劇の舞台上やテレビ放送のスタジオなどで、出演者が立つ位置や道具を置く場所に、あらかじめビニールテープなどで目印をつけることをいう語。つけられた目印のことを「ばみり」ともいう。 [補説...
ば‐めん【場面】
1 変化する状況の、ある部分。物事が行われているその場のようす。「苦しい—に直面する」 2 演劇・映画などの一情景。シーン。「—が変わる」「出会いの—」 3 市場の状況。場況。