すじ‐べい【筋塀】
定規筋(じょうぎすじ)と呼ばれる白い水平線を入れた土塀。御所や門跡寺院などに用い、格式により数を増し、5本を最高とする。
そで‐べい【袖塀】
門の両側にある低い塀。
そと‐べい【外塀】
いちばん外側の塀。また、家屋敷の周囲の塀。
たか‐べい【高塀】
高くつくった塀。
だし‐べい【出し塀】
射撃や物見の便宜のために、また下から登りにくくするために、城郭の塀の一部を外へ突き出すように築いたもの。
ついじ‐べい【築地塀】
「築地1」に同じ。
つり‐べい【釣(り)塀】
縄でつり支えた塀。山城などで、敵が登ってきたときに、これを切り落とす。
どうろとどてとへい【道路と土手と塀】
⇒切通しの写生
ど‐べい【土塀】
土で築いた塀。築地(ついじ)。
ねり‐べい【練(り)塀/煉り塀】
練った泥土と瓦を交互に積み重ねて築き、上に瓦を葺(ふ)いた塀。