サーモバリック【thermobaric】
《ギリシャ語で「熱い」を意味するthermosと「重さ、圧力」を意味するbarosを合わせた造語》温度と圧力が比例して変化することなどを意味する語。例えば、海水の中を周囲より低温の水塊が沈降して...
しきゅう‐たい【糸球体】
腎臓の腎小体の糸球体嚢(のう)の中にある、毛細血管などが集まった糸玉状の塊。毛細血管から血液中の不用な水分・塩分・糖などが糸球体嚢内に濾過(ろか)され、尿のもとがつくられる。
しし‐むら【肉叢】
肉のかたまり。肉塊。また、肉体。「血をすすり—を尽すとも」〈一葉・別れ霜〉
しじつ‐たい【子実体】
菌類の菌糸が密に集合してできた胞子形成を行う、塊状のもの。形や大きさはさまざまで、大形のものをキノコという。
しつじゅん‐だんねつげんりつ【湿潤断熱減率】
水蒸気で飽和している空気塊が上昇し断熱膨張するときの、温度の低くなる割合。100メートルにつき0.5度ぐらい。
しぼう‐こうたく【脂肪光沢】
鉱物の、脂肪の塊がもつような光沢。蛋白(たんぱく)石などにみられる。
しぼうのかたまり【脂肪の塊】
《原題、(フランス)Boule de Suif》モーパッサンの小説。1880年刊。普仏戦争中、占領下ルーアンから脱出する乗り合い馬車の乗客の「脂肪の塊」とよばれる人のよい娼婦を主人公に、同乗者た...
シマンタ‐さんかい【シマンタ山塊】
《Macizo de Chimantá》ベネズエラ東部、ギアナ高地にある山塊。浸食が進んだ開析台地で、標高2200〜2600メートルのテプイとよばれるテーブル状の山々からなる。アウヤンテプイやロ...
しめん‐どうこう【四面銅鉱】
銅・鉄・アンチモンを含む硫化鉱物。金属光沢があり、黒色で、四面体結晶または塊状。等軸晶系。銀を含むものもある。
しゃ‐じん【砂仁】
ハナミョウガなどの種子塊。漢方で健胃薬などに用いる。縮砂。