いだ・く【抱く/懐く】
[動カ五(四)] 1 腕でかかえ持つ。だく。「ひしと—・く」「母親の胸に—・かれる」 2 かかえるように包み込む。「村々を—・く山塊」「大自然の懐に—・かれる」 3 ある考えや感情をもつ。「疑問...
い‐の‐で【猪の手】
オシダ科の常緑のシダ。根茎は塊状で、5〜10枚の葉が放射状に束生。葉は長さ60センチ〜1メートル、こまかく羽状に分かれ、柄や軸に褐色の鱗片(りんぺん)が密生する。
イビティ【Ibity】
マダガスカル中央部の地域名。アンチラベの南約25キロメートル、アンカラナ山塊のイビティ山を中心とする支脈を含む。水晶、アメシスト、トルマリンをはじめ、宝石の産地として知られる。
いも‐がしら【芋頭】
1 サトイモの塊茎。親芋。芋の頭(かみ)。人の頭(かしら)に立つ意を通わせ、また子が多いところから縁起物に用いる。《季 新年》 2 形が1に似ている、茶道具の茶入れや水指。
インゴット【ingot】
溶かした金属または合金を鋳型に流し込んで固めたもの。鋳塊(ちゅうかい)。
いんす‐きん【印子金】
近世初期、中国から輸入した良質の金塊。1個約100匁(もんめ)(375グラム)で、側面からの形状によって舟印子・花印子などとよんだ。
イーエス‐さいぼう【ES細胞】
《embryonic stem cell》万能細胞の一種。さまざまな異なる細胞に分化し、増殖する能力を持つ、発生初期の胚由来の細胞。受精卵の一段階である胚盤胞から取り出した内部細胞塊から樹立され...
うき‐やがら【浮矢柄/浮矢幹】
カヤツリグサ科の多年草。沼や沢に生え、高さ1〜1.5メートル。根茎は泥中をはい、先に塊茎をつける。茎は三角柱状。夏、茎の頂に細長い葉を出し、穂が数個つく。
うし‐の‐たま【牛の玉】
1 牛の額にできる毛の塊。直径3センチほどの丸さで、中に堅い芯(しん)がある。牛王(ごおう)とも称し社寺などの宝物とされた。 2 牛の腹中にできる玉。宝物とされた。牛黄(ごおう)。
う‐ず【烏頭】
トリカブト属植物の母塊根。有毒であるが、鎮痛・強壮薬として利用。→附子(ぶし)