き‐からすうり【黄烏瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生し、巻きひげで他に絡む。葉は心臓形で浅い切れ込みがある。雌雄異株。夏、白い花が咲く。果実は黄色く熟す。漢方で塊根を栝楼根(かろうこん)といい薬用。また...
きく‐いも【菊芋】
キク科の多年草。高さ1.5〜3メートル。茎・葉に粗い毛がある。葉は長楕円形。秋、黄色の大きな頭状花を開く。地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にする。北アメリカの原産...
きじのお‐しだ【雉の尾羊歯】
キジノオシダ科の常緑、多年生のシダ。暖地の樹林下に生える。高さ約60センチ。塊状の根茎から葉を束生し、栄養葉は羽状に分かれている。胞子葉は直立し、線形の羽片に胞子嚢(ほうしのう)群が線状につく。
き‐そうえんこう【輝蒼鉛鉱】
ビスマスと硫黄からなる鉱物。金属光沢のある銀白または灰白色で、塊状や葉片状。輝安鉱に似るが、比重は大。斜方晶系。ビスマスの重要な鉱石。輝ビスマス鉱。
き‐だん【気団】
水平方向にほぼ均一な性質をもつ空気の大きな塊。大陸・大洋上などの広い地域に大気が停滞すると形成される。「北極—」
き‐どうこう【輝銅鉱】
銅と硫黄からなる鉱物。斜方晶系。黒灰色で軟らかく、塊状か土状のものが多い。銅の原料鉱石として重要。硫銅鉱。カルコサイト。
キャッサバ【cassava】
トウダイグサ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は手のひら状に五〜七つに深く裂けている。塊根がサツマイモに似て大きく、タピオカとよばれるでんぷんをとり、熱帯地方では主食の一とする。ブラジルの原産。...
きゅう‐こん【球根】
植物で、球状または塊状の地下茎や根。栄養分を蓄えて多肉になったもので、栄養繁殖をする。スイセンの鱗茎(りんけい)、サフランの球茎、シクラメンの塊茎、ショウブの根茎、ダリアの塊根など。
きりこみ‐たん【切(り)込み炭】
採掘したままで、粉炭と塊炭とが分別されていない石炭。
きん【金】
[音]キン(漢) コン(呉) [訓]かね かな こがね [学習漢字]1年 〈キン〉 1 金属の総称。「金石・金文/合金・鋳金・彫金・板金・冶金(やきん)」 2 金属元素の一。きん。こがね。「金...