えんかぶつ‐せん【塩化物泉】
泉質の一。ナトリウムイオンと塩化物イオンを主成分とする温泉。神経痛・冷え性などに効く。食塩(塩化ナトリウム)を含むことから食塩泉ともいう。
えんか‐マグネシウム【塩化マグネシウム】
マグネシウムと塩素の化合物。海水に0.5パーセント含有し、製塩の際の副産物である苦汁(にがり)に約20パーセント含まれる。常温で普通のものは六水和物で、潮解性のある無色の結晶。豆腐の凝固剤や木材...
えんか‐メチレン【塩化メチレン】
⇒ジクロロメタン
えんか‐ランタン【塩化ランタン】
ランタンの塩化物。三塩化物(通称ランタントリクロリド)は無色の六方晶系。潮解性をもち、七水和物が知られる。主に原子吸光分析において、分析対象の原子が化合物を生成して測定に干渉しないよう、添加剤と...
えん‐かん【塩乾】
魚などを塩漬けにしたのち乾燥させること。
えん‐かん【塩干】
魚介類を塩に漬けてから干したもの。また、塩辛や干物など、魚介類を塩漬けにしたり干したりしたものの総称。「—品」「—物」
えんかん‐ぎょ【塩乾魚】
塩漬けにして乾燥させた魚。
えん‐がい【塩害】
高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む風、あるいは、干魃(かんばつ)などで土壌中の塩分濃度が高まることで起こる災害。植物が枯れたり、送電線の絶縁不良による事故が起きたりする。
えん‐き【塩基】
1 水溶液中で水素イオンを受け取り、水酸イオンを生じる物質。酸と反応して塩を生じる。 2 核酸の塩基性成分。DNA・RNAを構成する、窒素を含む複素環式化合物。プリン塩基のアデニン・グアニン、ピ...
えんき‐せい【塩基性】
塩基としての性質を示すこと。水溶液では水素イオン指数(pH)が7より大きいときをいい、酸を中和し、赤色リトマスを青変させる。ふつうアルカリ性と同義。⇔酸性。