キナ‐えん【キナ塩】
キニーネを塩酸・硫酸などと化合させて作る白色針状の結晶。抗マラリア剤。
きよめ‐の‐しお【清めの塩】
不浄を清めるための塩。葬式から帰ったときに用いる塩や、力士が仕切りの際に土俵にまく塩などをいう。
きん‐えん【金塩】
⇒塩化金酸ナトリウム
きんぞく‐えん【金属塩】
酸の水素原子を金属イオンと置換した化合物の総称。塩酸HCl、硫酸H2SO4の水素原子をナトリウムイオン、銅イオンに置き換えたものは、それぞれ塩化ナトリウムNaCl、硫酸銅CuSO4などの金属塩となる。
ぎょ‐えん【魚塩】
海産物の総称。「野に菜穀を植し海に—を生ず」〈津田真道・明六雑誌九〉
ぎん‐えん【銀塩】
1 白黒フィルムの感光剤に用いる、塩化銀のこと。 2 《「銀塩カメラ」の略》「フィルムカメラ」に同じ。
くち‐じお【口塩】
1 魚の切り身などに軽く塩を振りかけること。 2 「盛(も)り塩(じお)」に同じ。
けいこう‐ほすいえん【経口補水塩】
⇒オー‐アール‐エス(ORS)
けいさん‐えん【珪酸塩】
二酸化珪素と金属酸化物からなる塩。アルカリ塩以外は水に溶けず、一般に融点が高く、融解して冷却するとガラス状になることが多い。
けしょう‐じお【化粧塩】
魚の焼き上がりを美しくするために、焼く直前に振りかけたり、尾やひれにまぶしたりする塩。